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Tommymoo's Garden

Saffron Crocus (Crocus sativus)

Genus: Crocus.

Species: Crocus sativus.

March or Sep 2011, fm my parents

サフラン(Crocus sativus、英: saffron crocus(植物)、英: saffron(香辛料)、仏: safran)は、 西南アジア原産[3][4]で、最初に栽培されたのがギリシアとされる[5]、アヤメ科の多年草およびそのめしべを乾燥させた香辛料をさす。別名薬用サフランと呼んで、同属植物で観賞用の花サフラン(クロッカス)と区別する。生薬としては番紅花(ばんこうか、蕃紅花とも書く)と呼ばれ、鎮静、鎮痛、通経作用がある。動物実験では、サフランの黄色色素であるカロテノイドの一種「クロシン」の摂取が大腸がん予防に効果があるとされる(Wikipedia)。

利用方法・収穫方法
 花が咲いたらすぐに赤い雌しべを抜き取ってキッチンペーパーなど水を吸う紙の上に置き、日陰で乾燥させます。乾燥した雌しべは糸くずの様に細くて風で飛ばされやすいので気をつけましょう。しっかりと乾いたら瓶などに入れて保存しますが、風味が落ちるので1年くらいで使い切るようにします。
 主に料理などの着色、風味付けに使われますが主成分のクロシンは非常に着色力が強いので使用する量は加減します。また、水や湯に浸けると色素が溶け出てきますが、油には溶けません。使う前にホイルにくるんでオーブンの余熱で乾燥させてから用いると風味と香りがいっそう増すそうです。

季節、日常の手入れ
春に葉が全体の2/3以上枯れた頃に球根を掘り上げます。掘り上げた球根は雨の当たらない風通しのよい日陰に吊しておき葉が完全に茶色く枯れたら葉を取り除いて、新しくできた子球を親球からはずしてネットなどの通気性のよい袋に入れて植え付け時期まで貯蔵しておきます。高温多湿で球根が腐ることがあるので掘り上げますが、その心配がなければ数年間植えっぱなしでもかまいません。

 ただし、3~5年も植えっぱなしにしていると球根がふえてきゅうくつになってしまいますので、そのときは掘り上げて植え直します。
 芽が出た数だけ新しい球根ができます。鉢やコンテナなど用土が限られた場所だとすべての芽を育てても球根が十分に太らず、翌年花を咲かせないこともあります。球根を太らせるために花後、芽をかき取ってできる球根の数をしぼってもよいでしょう。

日当たり、置き場所
日当たりのよい場所を好み、日照不足になると花付きが悪くなります。
 寒さには非常に強いので特に防寒をする必要はありません。逆に高温多湿に弱いので、できれば春以降は掘り上げて涼しい場所で貯蔵します。生育の適温は5℃~15℃程度と冷涼な環境を好みます。

水やり、肥料
鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。冬~春にかけては水やりを控えてやや乾かし気味に管理します。
 花後に新しい球根を太らせるためには肥料は不可欠です。花後と2月頃の2回、化成肥料を適量株元にばらまきます。肥料はリン酸分の多いものを用います。窒素分が多いと球根が軟弱になり病気にかかりやすくなります。

用土
腐葉土や堆肥のたっぷり入った肥沃な土が適しています。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。

植え替え、植え付け
球根の植え付けは8月下旬から9月中旬が適期です。植え付けが遅れると花が小さくなる傾向があります。また、植え忘れると袋の中で芽を出し花を咲かせることもあります(そうなってしまった球根は速やかに植え付けましょう)。
球根は浅く植えると芽はたくさん出てくるのですが、花付きが悪くなりますのでよくありません。鉢植えの場合は球根1コ~1.5コ分の深さに、庭植えの場合は球根2コ分の深さが適当です。
草丈がさほど高くならないので、鉢に植える場合は高さの低い平鉢などに植えたほうが開花時に見栄えがよいです。 球根を手にとって選べる場合はできるだけ大きな球根を選びましょう(球根が大きい方が咲く花の数も多いです)。

種まき、増やし方
新しくできた球根を取ってふやすことができます。「季節・日常の手入れ」の項を参照にしてください。

Photos of this plant